2 :名無しさん 24/04/25 21:09 ID:MgdbV.Zp9B (・∀・)イイ!! (1)
判決文というのは、裁判官が全身全霊を込めて書いた作品です。

裁判官は、1つの裁判に、何年もの長期間に渡って携わることがあります。
そして、そのフィナーレとなる判決文も、
何週間も、時には何ヶ月も掛かって書かれることもあるのです。

しかし、心血を注いで書き上げた判決文を読み上げる際、
「主文。被告人を死刑に処する」のように、主文を先に言ってしまうと、
被告人や被害者遺族や傍聴人やマスメディアといった、
裁判の参加者や関係者は、どう反応するでしょうか。

恐らく、被告人は自らの判決に項垂れ、
その他の関係者は、判決内容に満足してしまうでしょう。
そして、その後、その判決に至る理由を読み上げても、
それをまともに聴いてくれる人は、少ないのではないでしょうか。

主文を読み上げるのを後回しにすれば、
被告人は、「ワンチャン死刑回避できたんじゃね?」などと、
一縷の望みをもって、理由の読み上げを聴いてくれますし、
その他の関係者も、主文の読み上げを今か今かと待ちながらも、
固唾を呑んで、自らの言葉に真剣に耳を傾けてくれるでしょう。

日本では、裁判官の人手不足が問題となっています。
https://www.tsuushinsei.net/shikaku-hiroba/statute/41553
その要因の一つに、“せっかく頑張って判決文を書いて読み上げても、
みんな主文しか聴いてくれない”という、
やり甲斐の無さや、徒労感などがあることは、想像に難くありません。

そんな状況に置かれた裁判官からは、
“主文は大体みんな聴いてくれるんだから、
主文を後回しにしたら良いんじゃね?”
という発想が出てしまうのも、当然だと言えるでしょう。

主文が後回しになっても、主文が先に読み上げられても、
被告人のあなたは、判決文の読み上げを、最後まで聴いて下さい。
あなたや、あなたの起こした事件について、
裁判官が真摯に向き合ってくれた、その結果を、
あなたも、真摯に受け止めて下さい。


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