67 :名無しさん 09/03/23 18:21 ID:,gHZcD0-vV (・∀・)イイ!! (0)
【第二章】
水津 和良(すいつ わら)は携帯片手に笑い転げていた。
相手は友人の 寺 ゆとり(てら ゆとり)。
和「ちょwwwあのアンケ見た〜?」
ゆ「見た見たwウチら追加したの1位になってるしwwww超ウケるwwwww」
和「あいつさぁ、WBC?優勝したの自分のアンケのおかげとか思ってんじゃん?」
ゆ「それ思った〜w
 他にもなんか言ってなかった?政治家がタイホされたやつ…なんだっけ?オショクジケン?」
和「んで何?最後はアンケのおかげで宝くじ当たったとかwwwwwバカ?」
ゆ「そんなの絶対ウソだってwwwwじゃあ何?『お前は死ぬ』だったら死ぬのかっつーのwww」
和「だよねwwでもまさか1位になるとはwwww意外と本人、今頃本気で焦ってたりしてw」
ゆ「だったらマジウケるわwアイドルと知り合いになるつもりのアンケがwww」
和「しかも渾身の100モリw」
ゆ「あいたたた〜。おいしくいただいたけどねw」
和「まあ、いいんじゃない?どうせ友達も居なくて趣味:コソアンみたいなキモチワルイ奴なんだって、絶対。
 搾れるだけ搾り取っちゃえばいいよ」
ゆ「だね。アイドルキモアンケに付き合ってあげたんだから当然の報酬かw」
和「じゃあ私はその頂いた100モリで誕生日アンケでも立てようかな♪」
ゆ「ちょwwあんた誕生日今年何回目?wwwどうせまたおめでとう森目当てなんでしょ?」
和「まーね。いいじゃん、どうせ次のカレシできるまでの暇つぶしなんだか・・・・」

ピーンポーン・・・

和「?ちょっと待って、誰か来たみたい」

ピンポーン ピンポーン ピンポーン
ピンポーン ピンポーン ピンポーン

あれ?お母さんいないのかな?

和「ごめん、誰も居ないみたいだからでてくるわ。またかけるね!」
ゆ「わかった。アンケ、やりすぎないようにね、いろんな意味で♪」

電話を切ると急いで玄関に向かう。
和「は〜い!」
「どーもー、黒ぬこ急便でーす!」

はんこの場所わかんないや。
サインをして荷物を受け取る。
黒ぬこのお兄さんが駆け足で去っていく足音を聞きながら、
ふと受取人の名前を見た和良の顔が曇る。
世界で一番嫌いな奴の名前だ。できることなら顔も見たくない。

まあここ数年は会話らしい会話もしてないし、めったに部屋から出てこないから
下手すりゃ1週間ぐらい顔合わせないこともあるんだけど。

「あのオタク・・・今度は何注文したんだよ・・・」
和良はブツブツ文句を言いながら『水津 ひろゆき様』と書かれた荷物を手に
2階の兄の部屋に向かった。


このページの一番下のレスはスレッドの末尾ではありません。新しいレスが存在します。日時や流れを確かめて書き込みをお願いします。
板に戻る 全部 前100 次100 最新50

名前: E-mail (省略可):
↑↑ここに書いてもアンケートに回答したことになりません↑↑→アンケート回答用フォーム
削除ガイドライン違反報告はこちら
このアンケートの2ちゃんねる互換リンク→http://210.135.97.29/enq/test/read.cgi/2/1237627620/