204 :名無しさん 12/06/25 19:49 ID:5nU,kxbgld (・∀・)イイ!! (-5)
僕は、自身のペルソナというものを
ずーっとFOOLに分類していたのですが、
それほど自分というものがまるで無かったのですが、
今はTOWERと認識しております。
TOWERとはたしかバベルの塔でしたよね?
で、バベルの塔と、蜘蛛の糸というのは
本質的に同じものと僕は考えています。
僕は、芥川龍之介という人が自殺した理由が
なんとなくわかるのです。
最近、今更ながらに太宰治の「人間失格」を読んだのですが、
あれは全く人間失格ではないな、と思いました。
かと言って合格でもない。
強いて言うならば、あれは「人間以外失格」であると思います。
実に生ぬるいです。
「蜘蛛の糸」のほうがよほど人間失格であると感じます。
芥川龍之介という人は、自殺によって亡くなられましたが、
彼の死んだ理由を考えると、とても気の毒で泣けてきます。
一般的には自殺の理由ははっきりしていませんが、
絶望、孤独、そういったものをものすごく感じます。
自殺の理由を誰にも理解されていないあたり、
その孤独の絶望感をはっきり感じます。

僕は未だに自殺することはありませんでしたが、
なぜ僕が死ななかったのか、というより死ねなかったのか、
なんとなく思い出してきたのですが、
幼い頃に、人間は誰でもいつか死ぬ、ということ知り、
母親に、「僕いつか死ぬねやんなあ」と訊いたのです。
母はびっくりして、「死なへんから、死ぬなんて言わんといて」と言い、
「でもどうやったっていつか死ぬんやろ?」とあまりに引き下がらなかったもので、
「死なんといて、死なんといて、お願いやから死なんといて」と大泣きしたのです。
僕はあまりに母が大泣きするものでショックを受け、僕も大泣きしてしまいました。
そして、死なないことを誓った、というより、死ねなくなってしまったのです。
その経験がなければ、僕はすでに自ら命を絶っていたものと思われます。
しかし、死ねないことで得た苦しみも確かにあり、たしかに芥川龍之介も気の毒ですが、
どちらが不幸かよくわからないくらいです。
そうは言いましても今、生きて、特に苦しくはないので、やはり死なずに済んでよかったと思います。
いろいろありましたが、その点では母に感謝できます。


このページの一番下のレスはスレッドの末尾ではありません。新しいレスが存在します。日時や流れを確かめて書き込みをお願いします。
板に戻る 全部 前100 次100 最新50

名前: E-mail (省略可):
↑↑ここに書いてもアンケートに回答したことになりません↑↑→アンケート回答用フォーム
削除ガイドライン違反報告はこちら
このアンケートの2ちゃんねる互換リンク→http://210.135.97.29/enq/test/read.cgi/11/1340182648/